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アルツハイマーの初期と診断されたとき家族はどのような生活が待っているのか

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※この記事は2019年5月に作成されました

もしも身内がアルツハイマー型認知症と診断されたらどのような状況がまっているのでしょうか。今回は私の実体験をふまえて意外と知られていない初期の生活や苦労をお伝えしていきたいと思います。

アルツハイマーって家族はどんな生活になるの?
  • 1、家族が突然アルツハイマーと診断された
  • 2、誰にも理解してもらえない悲しみ
  • 3、誰かひとりが敵になる
  • 4、今後の付き合い方

1、家族が突然アルツハイマーと診断された

私は夫と夫の母親と同居しています。夫の父は私が嫁いでくるとほぼ同時期に病気で他界していました。夫の父は昔でいう頑固おやじのような人で夫の母は静かに、いつも夫の父のいうことを聞いているタイプの方だったそうです。

そんな夫の母ですが先日「アルツハイマー型認知症」の初期と診断をくだされました。この時の私の心境は

「やっと病名がついた…やっと回りに理解してもらえる」

という変な安心感がありました。それほどまでにこの診断をもらえるまで誰にも気づいてもらえず辛い生活を家族は強いられていました。

検査を受けに行ってほしいといっても患者本人に自覚がないので絶対に受けにはいってもらえませんでした。私の場合、別の症状で夫の母が具合が悪くなり入院した際に主治医の先生が違和感を感じ取り一度検査を受けるようにと手配をしてくださったのでやっとの思いで診察にこぎつけることができました。

具体的にはどのような症状がでていたかというと

  • ヒステリー
  • 物忘れ
  • 同じことを何度も繰り返し話す
  • 何かを指摘すると部屋に閉じこもって出てこない
  • 被害妄想

ということが頻繁にありました。特に家族にダメージが大きいのがヒステリーと物忘れが合わさった瞬間でした。話したことのすぐに忘れてしまうことがあったので「聞いてない!」からヒステリーが始まります。怒る・泣く・叫ぶ…で家族の心はすごい勢いですり減っていきました。私の場合、小さい子供もいますのでそちらに影響を与えないか毎回毎回、心に病んでいました。

2、誰にも理解してもらえない悲しみ

「アルツハイマーと診断されたから周りも分かってくれる」

と思ったのもつかの間、そううまくはいきませんでした。私の夫の母の場合、初期段階なので正常であることも多くあり、話したとしても正常の状態を見ている人には理解してもらえません。

「こんなに普通なんだから誤診じゃないのか」

「病院を違うところに変えたほうがいいんじゃないのか」

などと特に夫の母の話だけを聞いている人には言われてしまい、全く家族に対する理解を得られませんでした。

夫の母自身もまだ受け入れられていないようで、アルツハイマーの進行を遅らせる薬の服用を辞めてしまい現在は精神安定剤を服用しています。

「この薬(アルツハイマーの薬)を飲んでいると病気になる、ボケが進行する!」

と主治医の先生に対して被害妄想がでてしまい、ヒステリーを起こし、泣いて、憔悴して、また怒ってという診察になってしまったので主治医の先生が安定剤を出すしかないと判断されたのだと思います。

そんな夫の母ですが人前にでるといきなり正常モードがオンになります。なので繰り返しになりますが、到底現段階では周りからの理解は得られそうもありません。

そして誰からも理解されずにひたすら家の中で繰り返されるアルツハイマーの初期症状に家族のメンタルはすり減っていくことになります。

ヒステリーって怖い・・・

3、誰かひとりが敵になる

私(嫁)と夫の母との関係は悪いものではありませんでした。また現段階で夫の母も60代とまだまだ若いです。

しかし、アルツハイマーと診断されてからしばらくしてくると明らかに私が夫の母から敵視されているのがわかりました。本当に本で読んだような話ですが

「大切にしていた宝石が無くなった、嫁が盗んだんじゃないか」

と周りに言い始めました。宝石ももう何年も出していないような古いもので、いきなり言い始めたので私の夫も言葉が出なかったそうです。

ちなみに宝石は『嫁に盗まれる!』と被害妄想を起こした夫の母が、自分で宝石箱から出してきて普段使わないバッグの奥底の隠したのを忘れていたそうで後からしっかりとでてきたそうですが。

この出来事で私は自分が夫の母にとって敵になってしまったんだな、と理解することになります。確かにこの家で血がつながっていないのは嫁である私だけなのですから当然といえば当然なのかもしれません。

この事件以降、夫の母のヒステリーや被害妄想のあたり先は完全に私に向けらえることとなります。

アルツハイマーと診断されたのも嫁が仕組んだこと

かわいい息子もあの嫁に取られてしまった

少しづつ私のものを盗んでいる

など、もう今となっては聞き流すしかありませんが様々なことを言い続けているようです。

しかしこれもアルツハイマーの症状なのです(私も主治医の先生に聞いて、パンフレットをみて知りました)

病気なのだと思うと責めることもできません。もう、ただひたすら耐える、しか家族には方法がないのです。

4、今後の付き合い方

現在は前述したような状況ですが、正常なことも多く支援は受けれそうにないということが分かっています。また我が家の場合、ヒステリーが混じっているので普通のアルツハイマー型認知症の方よりも特殊なパターンなのかもしれません。

今後症状が進行していくと思いますが、本人がいよいよ認めてくれるまで根気強く付き合っていかなくてはなりません。またその瞬間というのは夫の母自身もかなり辛い状況だと思うので精神的にも支えていかなくてはいけない、と思っています…嫁にできることかはわかりませんが・・・。

ただ今回アルツハイマーと診断された家族の心境としては

『診断されてからが地獄だった』

ということです。病気であることで本人を責めることもできません。周りにも理解されません。そして、進行していくのです。

それでも家族は支えていかなくてはなりません。今後またどのような症状がでてくるのかは想像がつかないのが本音ですが、支える家族が精神的に崩壊していかないように息を抜きながら介護をしていく必要がありそうです。

同じような悩みをもったかたに『あなただけじゃないよ』と伝えたいです。

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